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魔法少女リリカルなのはForceNEXT Design02 「リリカルなのは」の新しいカタチ。原作者・都築真紀×メカデザイナー・黒銀による衝撃の新連載、第2弾! スバル・ナカジマ×マッハキャリバーAX CW-AECX07X Sword Breaker CW-AECX07X Sword Breaker スバル・ナカジマ防災士長は、足に装備するインテリジェントデバイス「マッハキャリバー」と、 右手に装備するカートリッジユニット装備の武装「リボルバーナックル」の2つのデバイスを扱う、 比較的正統派のツインデバイス使用者だが、今回はそれに加えてもう一機、 試験機体のAEC装備「Sword Breaker」が支給されている。 左手に装着する武装で、詳しい機能は明かされていないが、 「格闘戦技使用者向けの防衛装備」であるということのみが発表されている。 マッハキャリバーAX 港湾特別救助隊に所属するスバル・ナカジマ防災士長(21)の愛機、 ローラーブーツ型のインテリジェントデバイス「マッハキャリバー」。 前所属である遺失物管理部機動六課時代に支給された専用機であり、 ナカジマ防災士長(※当時は二等陸士)が使用する移動支援魔法「ウイングロード」と格闘戦技「シューティングアーツ」を最大に生かすために開発された機体である。 そして、開発から6年あまりの期間を経て、大幅な改良を行ったのが本機である。 改良はマッハキャリバーの制作者のひとりでもあるシャリオ・フィニーノが担当。 過酷な災害現場での活動に合わせたフレーム強化と、さらなる高速機動に対応する足回りの設計見直しのほか、 「特殊な体質」を持つナカジマ防災士長(21)に合わせて再チューンされた出力方式は、 「魔力結合不可能状況下での駆動率減少0.4%以内」という、脅威のスペックを持つに至った。 これによって、いかなる状況下であっても「救いを求める誰かの元に駆けつけられる」とはナカジマ防災士長(21)の談。 なお、外観や装備の変化はあるものの、マッハキャリバー自身のAI人格は六課当時から変わらず、 公私ともにナカジマ防災士長(21)のよき「相棒」として彼女を支えている。 マッハキャリバーAX CW-AECX07X Sword Breaker設定画 マッハキャリバーII パーツ構成 フロントカウル ホイールモーター ブースター ※ホイールは前後2個連結のユニットが靴底の前に一つ、後ろに一つ、計4輪。ホイールは4個が直線に並ぶ。 ユニットは靴中央側の端でシャフトで靴底と接続。 ホイール ある程度回ります※ホイールユニットは靴部分との接続軸を中心に上下にある程度可動する。 基本的なパーツ構成はあまり変えず、全体のシルエット・ラインをスポーティな感じに変えてみました。 ホイールはアニメ版より薄くなってます 鋭い感じに
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翌朝、佐藤がバイトに行くと、キッチン担当の相馬博臣と出くわした。にこにこと笑顔を絶やさない取り分け特徴のない男だが、この笑顔が曲者だ。 「おはよう、佐藤君。今日はお疲れみたいだね」 「まあ、ちょっとな」 ユーノからおおよその説明を聞き、ぽぷらはなのはに協力すると約束した。佐藤は面倒くさいと思ったが、さすがに人や町に被害が出るかもと言われて反対するわけにもいかない。 「へえ、もしかして変な宝石でも拾った? それとも不思議な女の子に会ったとか?」 「てめえ、どこまで知ってる?」 「何のこと? 俺は冗談を言っただけなんどけど……」 佐藤が胸ぐらをつかむと、相馬はだらだらと脂汗を流す。 相馬の情報網は凄まじく、他人の秘密をことごとく知っている。相馬なら昨日のことを察知していてもおかしくない。本当に油断のならない男だった。 「俺は何も知らないよ! まだ!」 まだと言うあたりに本音が混じっている。さすがに考え過ぎだったかと佐藤は、相馬を解放する。 相馬は襟元を直しながら、話を変えた。 「そういえば、新人さん、今日からだよね。どんな人たちか楽しみだな」 噂をすればなんとやら、そこに高町兄妹がやってきた。恭也も美由希も浮かない顔をしている。 「おはようございます」 たった一人、なのはだけが元気に挨拶する。恭也と美由希が来なくていいと説得したのだが、どうしても手伝うと譲らなかったのだ。恭也たちは小鳥遊になるべく近づかないという条件で渋々承諾するしかなかった。 なのはが手伝いにこだわった理由はぽぷらだった。一応封印を施したが、ジュエルシード暴走の危険性がなくなったわけではない。念の為、なるべくぽぷらの側にいるようユーノから言われているのだ。 「おはよう。俺は相馬博臣。よろしくね、なのはちゃん。それに高町恭也君と美由希さんだよね」 「よろしくお願いします」 ようやくまともそうな人に会えたと、恭也は少しほっとする。 「こいつは人の秘密を握って脅迫してくるからな。気をつける」 佐藤が忠告する。 「やだなぁ、人聞きの悪い。俺が知ってるのはせいぜい……高町恭也、大学一年生。父親から幼い頃より御神流の 剣術を習う。恋人の名前は月村忍。夏休みのデートの約束断るの、大変だったんだってね。それから……」 「相馬、もういい」 「痛いよ、佐藤君!」 佐藤に引っ張られて相馬が厨房へと姿を消す。 「……恭ちゃん、私たち忍さんの話なんてしてないよね?」 恭也は無言で首肯する。こちらの個人情報をどこまで知っているのか。得体の知れない相手だ。 「あれ? 今相馬さんの声がしませんでしたか?」 「うわ!」 突然、天井が開き、梯子が下りてくる。そこから滑るように長い黒髪の女の子が下りてきた。フロアスタッフの格好をしているので、ワグナリアの店員だろう。どうやらここに住んでいるらしい。 「おや、あなたたちはどちら様ですか? あっ、わかりました。あなたたちが新人さんですね。私は山田葵。わからないことがあったら何でも聞いて下さい!」 女の子は胸を張って威張りだす。しかし、そのエプロンには研修中のバッチが取り付けられていた。 「ええと、山田さん?」 恭也が名前を呼ぶが、山田は不思議そうに首を傾げる 「山田さん?」 「はっ。そうでした。私、山田でした!」 (偽名!?) 偽名を使い、ここに住んでいるとなると、家出少女だろうか。 ワグナリアには、変人しかいないのかと恭也と美由希は頭を抱えた。 メンバーに不安を抱えたまま開店したが、仕事は滞りなく進んで行く。どうやら能力は案外高いらしい。 「高町さん。洗い物が重くて持てないのでお願いします」 「はい」 「美由希ちゃん。高くて届かないので、コップをお願いします」 「……はい」 ぽぷらに仕事をちょくちょく頼まれるが、これくらいならご愛嬌だろう。後、たまに山田が皿を割っているが、それも多分きっとご愛嬌だろう。 客の入りも思ったより激しくなく、店内はどこかゆったりと時間が過ぎていく。 (そうなんだ。なのはちゃんには敵がいるんだ) (敵……なのかな? とにかくその子もジュエルシードを狙ってるの) ぽぷらとなのはは並んでお皿を吹きながら、念話で会話する。服に隠れて見えないが、ジュエルシードは細い紐で、ぽぷらの首から下げられている。変身を解除したら自然とこの形に変わったのだ。 (多分悪い子じゃないと思うんだけど……) (どうして?) (……その子、とっても寂しくて綺麗な目をしているの。それに私を倒した時に、ごめんねって呟いたんだ。何か理由があるんだと思う) (そうなんだ) (おい、7卓の料理できたぞ) 「はーい」 突然割り込んできた佐藤に、ぽぷらは返事をする。 「佐藤さん。横着しないで、ちゃんと口で言ってよ」 「これ便利だな」 「もう!」 ぽぷらは料理を運んでいく。ぽぷらが一定範囲内にいれば、佐藤も念話が可能だった。 (じゃあ、バイトが終わったら、ジュエルシード集めだね。今日から頑張ろう。なのはちゃん) (うん。頑張ろうね。ぽぷらちゃん) (次の料理もそろそろできるぞ。種島) 「さとーさーん!」 ぽぷらの文句もどこ吹く風で、佐藤は淡々と仕事をこなしていた。 「高町さん。ちょっと野菜を持ってきてもらっていいですか?」 「わかりました」 八千代に言われ、恭也は裏に向かう。そこで従業員用入口から入ってきた高校生の女の子と出くわした。 オレンジっぽい茶髪をショートカットにし、ヘアピンをつけた、スレンダーな体系の女の子だった。 「あ、君もバイトの……」 「いやああああああ!」 恭也が口を開くなり、女の子は悲鳴を上げ、すくい上げるようなボディブローをお見舞いしてきた。 「!?」 恭也は咄嗟に腕で防御するが、あまりの威力に腕がしびれ、体がかすかに宙に浮く。 「恭ちゃん!?」 悲鳴を聞きつけ、フロアの女の子たちが駆けつける。 「伊波ちゃん、ストップ!」 ぽぷらが恭也と女の子の間に割って入る。 八千代とぽぷらの二人になだめられ、伊波と呼ばれた女の子は落ち着こうと深呼吸している。 「恭ちゃん、この子に何したの?」 美由希が目を釣り上げて詰問してくる。明らかに誤解している。 「違う。俺は何もしていない」 「何もしていないのに、女の子が悲鳴を上げるわけないでしょう。事と次第によっては忍さんに……」 「いきなり殴られて、訳がわからないのは俺の方だ!」 「違うんです。美由希さん」 遅ればせながら小鳥遊と杏子がやってくる。同情するような眼差しを恭也に向けていた。 「あの人は伊波まひるさん。極度の男性恐怖症で、怖さのあまり男と見れば見境なく襲いかかってくるんです」 「ごめんなさい! どうしても男の人が怖いんです!」 (どっちがだ!) 恭也は心の中で叫ぶ。伊波の一撃はとても重く、受け止めた場所は確実に痣になっているだろう。力だけなら、恭也すら凌ぐ。 「最近、少しは男に慣れてきたと思ったんですが、やっぱり初対面の人だと駄目ですね」 「小鳥遊君。もしかして、君は伊波さんに……」 「ええ。シフトが同じだと、日に四回は殴られてます」 恭也はさすがに小鳥遊に同情した。よく生きていられるものだ。 小鳥遊は振り返って杏子を見た。 「店長、またシフト間違えましたね? 駄目じゃないですか、男の人と伊波さんを一緒にしたら」 「間違えてない。こいつの親父が、高町兄なら殴られても防御できると言ったんだ」 杏子がしれっと言った。 それなら事前に教えて欲しかったと恭也は思う。 「……お互い、殺されないように頑張りましょう」 小鳥遊がしみじみと言った。恭也は返事をすることができなかった。 夜、ワグナリアになのはとぽぷらたちは集合していた。 店内の明かりは消え、周囲に人の気配はない。屋根裏には山田がいるはずだが、今の時間に外には出てこない。 「なのは、早速ジュエルシードの反応だ!」 「レイジングハート、お願い」 『Set up』 なのはがバリアジャケットを装着する。 「ポプランポプラン、ランラララン!」 「それ、必ず唱えないといけないのか?」 ぽぷらが元気に、佐藤がげんなりと光に包まれる。ぽぷらはセーラー服に木の枝、佐藤はキッチンの制服を着て、手の平サイズまで縮んでいる。 「魔法少女ぽぷら参上!」 「……ま、魔法少女リリカルなのは見参!」 二人並んでポーズを決める。 「なのは、別に付き合う必要はないんじゃ?」 「にゃはは。つい」 なのはたちは星の瞬く夜空を飛行する。 反応があった場所は、ワグナリアからそれほど離れていない路地だった。 なのはたちは地面に下り立ち目を丸くする。 マントを羽織った小鳥遊が、黒衣の魔法少女、大型の狼と一緒にいた。ユーノが感知したのは、小鳥遊のジュエルシードだったのだ。 時間は少し前にさかのぼる。 バイトを終えて帰路についた小鳥遊は悩んでいた。 「高町さんも美由希さんも、絶対俺のことロリコンだと思ってるよな」 兄と姉の鉄壁のブロックに、小鳥遊は今日一度もなのはと会話できなかった。 「せっかく先輩以外の心のオアシスができたのに、酷い!」 どうにか誤解を解かねばならないが、小鳥遊の問題はそれだけではない。 「それにしても、これ、どうしよう?」 小鳥遊は首から下げていたジュエルシードを取り出す。 昨日はやけにテンションが上がって気にならなかったが、現実にはあり得ないことの大連発だった。 魔法の使い手となり、同じ魔法使いの女の子と戦った。しかも狼女まで現れた。普通なら夢だと思うところだが、この宝石が確かな証拠だ。 この宝石を使えば小鳥遊の夢は叶うかもしれない。だが、冷静になった今では得体の知れない力に頼る気にもなれない。 「こんなこと、誰にも相談できないし」 その時、電信柱の裏で影が動いた。 「猫? 犬?」 覗きこむと、昨日出会った女の子がいた。今日は黒い普通の服を着ている。寄りそうように狼形態のアルフもいた。 「私の名はフェイト・テスタロッサ」 「小鳥遊宗太です」 名乗られて、反射的にこちらも名乗る。 「今日はあなたにお願いがあって来ました」 フェイトがおずおずと言う。人にどう接したらいいかわからない。そんな戸惑いが伝わってくる。 「喜んで!」 小鳥遊は鼻息荒く頷いた。 「……まだ何も言ってない」 「どんなお願いだって聞きます!」 詰め寄ってくる小鳥遊に、フェイトは若干後ずさりする。 アルフが小鳥遊とフェイトの間に強引に体を割り込ませ、毛を逆立てて威嚇する。しかし、小鳥遊の視界にアルフは入っていない。小鳥遊の趣味からすると、狼アルフは大型過ぎる。 フェイトは小鳥遊から少し距離を取り、ジュエルシードと小鳥遊に起きた変化について説明をし、最後にこう付け加えた。 「私はジュエルシードを回収しています。あなたにもそれを手伝って欲しいんです」 昨日のプレシアの指示は、小鳥遊の手を借りろというものだった。 それを聞いた時、アルフは最初耳を疑った。 普段、プレシアは母親でありながら、フェイトに冷たい。それなのに、協力者を指示するなんて珍しいこともあるものだ。 (まあ、あの女なりに、娘を心配していたということか) アルフは少しだけプレシアを見直した。小鳥遊の性格はかなり変だが、実力は折り紙つきだ。後は、自分がなるべくフェイトに近づけないようにすればいい。 「はい。わかりました!」 フェイトの頼みを小鳥遊は快諾する。 「あの、集めている理由を訊かないんですか?」 「必要ありません!」 小鳥遊の胸のジュエルシードが光り輝き、魔王へと変貌する。 その直後、なのはとぽぷらが現れた。 フェイトが無言でバルディッシュを構える。 「……もしかしてあの人たちって、フェイトちゃんの敵?」 だらだらと脂汗を流しながら、小鳥遊が訊く。 「うん。右の子は初めて見るけど」 「……俺の知り合いなんだけど、戦わないといけないんだよね?」 「そうだよ。協力するって言ったんだ。手伝ってもらうよ」 アルフが牙をむき出して前に出る。 フェイトたちを前に、ぽぷらが右肩の佐藤に話しかける。 「ねえ、佐藤さん。あの人、かたなし君だよね?」 「間違いない。あいつもジュエルシードを拾ったか」 さすがのぽぷらも、今回は他人の空似とは思わなかったようだ。 「小鳥遊さん。あの子もジュエルシードを持ってる」 「え、じゃあ……」 「うん。早く回収しないと」 ぽぷらも小鳥遊も、互いにジュエルシードに取り込まれていると誤解していた。 「~~~~先輩、なのはちゃん、ごめんなさい!」 小鳥遊が両手をかざす。 危険を察知して、なのはとぽぷらが左右に跳ぶ。背後の塀が縮んでいく。 「縮小魔法? なのは、気をつけて!」 ユーノが広域結界を展開する。 「ぽぷらちゃん、一気に封印行くよ!」 「うん!」 「ディバインバスター!」 「必殺ぽぷらビーム!」 二人の放つ光線が小鳥遊に迫る。 「縮め!」 細く小さくなった光線を、タカナシは肉体で受ける。小さくなったとはいえ、まだそれなりの威力を維持していたはずだが、びくともしていない。 「ぽぷら、上!」 「ジュエルシード封印」 フェイトがバルディッシュを振り上げていた。 ぽぷらは咄嗟に木の棒で受け止める。 「きゃー! きゃー!」 木の枝が折れそうで、ぽぷらが半狂乱で泣き喚く。 「嘘」 フェイトは唖然としていた。 火花を上げながら、木の枝はバルディッシュの刃と拮抗している。これもジュエルシードのなせる業か。 「撃て!」 「ぽぷらビーム!」 無理な体勢から、ぽぷらがビームを撃つ。フェイトは横に移動するが、マントの端がビームに消滅させられる。尋常な威力ではなかった。 「フェイトちゃん! 邪魔しないで、なのはちゃん!」 小鳥遊がなのはの攻撃を受けながらも、フェイトの加勢に行こうとする。 「もしかして……」 「この子……」 小鳥遊とぽぷらの表情を見て、なのはとフェイトが同時に言った。 「「ジュエルシードに取り込まれていない?」」 「「へっ?」」 全員が動きを止めた。 とりあえず一時休戦となり、互いの変化について説明しあう。 フェイトとアルフは遠くから話し合いを見守っていた。話し合いなどするつもりはなかったのだが、小鳥遊が頼んでどうにか武器を納めてもらっていた。 「なるほど、小鳥遊はそっち側に付いたか」 「はい。すいません。約束してしまったので……」 正座した小鳥遊が、佐藤にそっと手を伸ばす。 「どさくさにまぎれて撫でるな」 佐藤が小鳥遊の手を叩き落とす。小鳥遊は悲しげに手を引っ込めた。 「でも、まさかジュエルシードと共生できる人がいるなんて」 ユーノは興味深そうに小鳥遊を観察する。どれだけ強い願望を持っているのか、計り知れない。 「ところで提案なんだが、この休戦もうしばらく続けないか?」 佐藤がフェイトとアルフにも聞こえるように言った。 「俺たちは互いにジュエルシードを集めている。それなら、まずはジュエルシード集めに専念し、集め終わったら、それを賭けて勝負すればいい」 「同時に見つけた場合は?」 「じゃんけんでいいんじゃないか?」 「ふざけるな。こっちは遊びでやってんじゃないんだよ!」 アルフが激昂する。 「ジュエルシードを一刻も早く集めたい。そこまでは一致しているはずだ。いちいち戦っていたら、時間と労力のロスだ」 そう言われると、アルフは反論できない。 手分けして探索した方がより早く終わるが、さすがにそこまで慣れ合う必要もあるまい。 「ねえ、そうしようよ、フェイトちゃん」 なのはも必死に呼びかける。 「目的があれば、ぶつかり合うのは仕方のないことかもしれないけど、何度も何度もフェイトちゃんたちと戦うなんて、私、やだよ」 「…………」 「お願いします!」 小鳥遊が頭を下げる。バイトの同僚と険悪にならないためには、これが最善の策だった。 「……わかった。それでいい」 「フェイト?」 「早く集められるならその方がいい。平気だよ。私は強いから」 フェイトが優しくアルフの頭を撫でる。 「決まりだな」 話し合いが終わるなり、フェイトとアルフは夜の闇に消えていく。 「ありがとう。佐藤さん。おかげで初めてフェイトちゃんと話し合いができました」 無邪気に喜ぶなのはに、佐藤は微妙な表情を浮かべた。 まさか、変身していると煙草が吸えないので、早く解決したいとは口が裂けても言えなかった。 目次へ 次へ
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プロローグ STAGE 1(VS闇の欠片ヴィータ) STAGE 2(VS闇の欠片シグナム) WARNING(VS闇の欠片ザフィーラ) STAGE 3(VS闇の欠片シャマル) STAGE 4(VS雷刃の襲撃者) WARNING(VS闇の欠片はやて) STAGE 5(VS闇の書の意志) FINAL STAGE(VS星光の殲滅者) エピローグ プロローグ なのは 『闇の書事件』が終わってから、もうすぐ一週間。『闇の書の闇』も完全に消滅して、 はやてちゃんと守護騎士のみんなはもちろん、 リインフォースさんも、今は八神家で、元気に過ごしています。 なのは はー…今年も、もう終わりなんだよね。 フェイト うん…お正月は平和に過ごせそうで、なによりだね。 なのは みんなで旅行も、楽しみ! フェイト すごいよね、3家族合同旅行なんて。 なのは 高町家とリンディさんご一家、すずかちゃんと忍さん達。それから…… フェイト わたしとアリサ! なのは 全部で15人の大旅行!……はやてちゃん達も、一緒に行けたらよかったんだけど。 フェイト ん…事件の事とかあったし……リインフォースもまだ静養中だし。 なのは 春休みとかは一緒に行きたいね。 フェイト うん……きっと。 あ、じゃあなのは、送ってくれてありがとう。 なのは ううん、フェイトちゃん。また明日ね。 フェイト うん♪ なのは 闇の書事件が無事に終わって……なんとなく決まりかけた自分の夢。 自分の魔法と、もっとちゃんと向き合いたい、って気持ち。 自分のこの手で、わたしの魔法で、できる事はなんなのか……それを知りたくて。 レイジングハート……私はどこまで……どれくらい飛べるのかな。 レイジングハート Together we can go anywhere.(私はあなたとなら、どこまででも) なのは ……ん…ありがとう。 (警報音) なのは …あれ…? クロノ なのは…こちらクロノだ! エイミィ なのはちゃん、聞こえるッ!? なのは あ…はい、クロノくん、エイミィさん! クロノ 街中に結界が発生してるんだ。 エイミィ アースラスタッフに調査出動をかけたんだけど……なのはちゃんも、注意して。 なのは はい!でも近くなら、私も行って確認します! クロノ ――すまない、頼めるか。 なのは 了解! レイジングハートセーット・アーーップ! レイジングハート Standby ready. (レイジングハート、セットアップ) なのは 行くよ、レイジングハート! レイジングハート All right My master. STAGE 1 なのは あ、ヴィータちゃん! ヴィータ(?) …………。 なのは ちょうどよかった!一体何が起きてるの? こんな結界、一体誰が……。 ヴィータ(?) 誰だ、てめェは? なのは 誰って!?なのはだよ…高町なのは!! ヴィータ(?) どっかで会ったか?悪ィが、いちいち覚えちゃいねえ。 なのは ヴィータちゃん……? ヴィータ(?) うるせーな……あたしには、やらなきゃならねー事があるんだ。 なのは ちょ…ちょっと待って、どういう事!? ヴィータ うるせーつってんだ!邪魔する奴は、ブッ潰すッ!! (完勝) レイジングハート Suppression is completed.(制圧完了しました) なのは うん……だけど…! (勝利) なのは ごめんヴィータちゃん、大丈夫ッ? (辛勝) なのは いたた……ひどいよ、ヴィータちゃん……。 ヴィータ(?) う……ああぁ…っ! なのは あ……ヴィータちゃんッ!? (闇の欠片ヴィータ、消滅) なのは ……き…消えちゃった…? (通信音) ユーノ なのは!?こちらユーノ! なのは ユーノくん!? ユーノ 今起こってる事の確認ができた。街の中に発生している結界は、闇の書の闇の残滓なんだ。 消えずに残った小さなかけらが、記憶や魔力を集めて、再生しようとしている。 なのは じゃ…じゃあ、今戦ったヴィータちゃんは……。 ユーノ そう。闇の書の闇から生まれた……言わば、闇の欠片。本物じゃない、ニセモノだ。 リンディ なのはさん?リンディです。 なのは はいっ! リンディ さっき、本物のヴィータと連絡が取れたわ…偽者が出たって聞いて怒ってた。 それから、なのはは無事か、って。 なのは はい…バッチリ無事です! リンディ 今、結界は各地で発生してるわ。 エイミィ 守護騎士のみんなも緊急出動してくれてる。もちろん、フェイトちゃんも。 リインフォース 高町なのは……聞こえるか。私だ。 なのは リインフォースさん。 リインフォース 闇の書の残滓が迷惑をかけているとのことで…本当にすまない。 ……形になって現れているのは、この街で戦った魔導師や騎士達の、記憶と願いだ。 燃え残った願い、苦しんでいた記憶。そんな負の感情が形を取っている。 なのは だったら……助けてあげなきゃいけないですね。 リインフォース 頼めた義理ではないのだが……それでも頼む。 闇の欠片達を……眠らせてやって欲しい。 なのは 大丈夫です…任せて下さい! STAGE 2 なのは シグナムさん……。 闇の欠片シグナム 知らぬ顔だな。管理局の魔導師か。 なのは そんな感じです。 すみません…どちらに行かれるか、伺ってもよろしいでしょうか? 闇の欠片シグナム 目覚めたばかりなのか何なのか、どうも、良く覚えていないのだ。 だが、成すべき事があるのはわかる。我が友や同胞達も…泣いている。 なのは ヴィータちゃんやシャマルさんたち……。それから、リインフォ……闇の書さんですね。 闇の欠片シグナム 知っているのか。 なのは 会ってから日は浅いですが。……色々と。 あのね、シグナムさん……シグナムさんは、もう誰かのためになんて戦ったりしなくていいんですよ。 闇の欠片シグナム 私は闇の書の騎士だ。どこの誰とも知れぬ主のもと、闇の書のために戦う。 我が友と同胞達を……もうこれ以上、悲しませぬために。 なのは シグナムさんが戦うのは、自分と家族と、はやてちゃんのためだけでいいんです。 泣いてた友達だって、今は………。 闇の欠片シグナム 私に家族などいないし、『はやて』という名にも覚えがない。 もういいか?私は行かねばならん。 なのは すみません……ダメです。 ここで少し、休んでいってもらえませんか? 闇の欠片シグナム 断る。我が前に立ち塞ぐのなら、斬り伏せて進ませてもらう。 なのは ――! 闇の欠片シグナム 子どもを斬るのは、気が進まんがな。 なのは 大丈夫……!そんな事、させませんから! (完勝) レイジングハート Excellent!(お見事です) なのは ほんとのシグナムさんだったら、こんな風には勝てないよ。 (勝利) なのは シグナムさん…ごめんなさい……。 (辛勝) レイジングハート Do you have an injury?(大丈夫ですか?) なのは 大丈夫…。それより、シグナムさんが。 闇の欠片シグナム これは……体が消える……? なのは ………。 闇の欠片シグナム ……私は……まだ……。 (闇の欠片シグナム、消滅) なのは ごめんなさい……。おやすみなさい、シグナムさん。 WARNING 闇の欠片ザフィーラ そこの魔導師。貴様か、ヴィータ達を討ったのは。 なのは ザフィーラさん……。 闇の欠片ザフィーラ 局の魔導師だな。闇の書の封印が目的か。 なのは 少し違います……。あなたたちの封印が目的です。 闇の欠片ザフィーラ 戦いの先の結末に、異を唱えるつもりはないが、 貴様は、なんのために戦う?正義か、大義か、法のためか。 なのは わたしは……。 闇の欠片ザフィーラ いずれにせよ、おとなしく封じられるつもりもない。 盾の守護獣の役割、貴様を止めて、果たして見せようッ! (完勝) 闇の欠片ザフィーラ ぐう…ッ!何故だ…? 何故…。 (勝利) 闇の欠片ザフィーラ ぐああ…ッ! (辛勝) 闇の欠片ザフィーラ あと……わずか…! 闇の欠片ザフィーラ この拳が、この牙が……あとわずか…届いていれば……! (闇の欠片ザフィーラ、消滅) なのは ザフィーラさん……ごめんなさい……。 STAGE 3 闇の欠片シャマル あなたね。シグナム達を落としたのは。 なのは はい……。 闇の欠片シャマル 闇の書の部品に過ぎない私たちでも、仲間って想いはあるの。 なのは シャマルさん……。 闇の欠片シャマル あなたはきっと強いんだろうけど、騎士には退けない戦いもある! 仇、取らせてもらいますっ! (完勝) 闇の欠片シャマル まさか……触れることも…できないなんて……。 なのは ごめんなさい……シャマルさん。 (勝利) 闇の欠片シャマル うぅ……そんな……。 なのは 本気のシャマルさん……強かったです。 (辛勝) レイジングハート Is it safe?(大丈夫ですか?) なのは なんとか……へいき。 闇の欠片シャマル ああ……みんな……。 なのは シャマルさん……。 (闇の欠片シャマル、消滅) なのは ………。 レイジングハート ――Master. なのは 平気だよ、レイジングハート……大丈夫。 (通信音) ユーノ 今、なのはのすぐ近くに、巨大な魔力反応を発見した! なのは ほんとっ!? ユーノ 闇の書の残滓が凝縮されたような存在がいるんだ。 そいつらがいる限り、闇の欠片は生まれつづける! なのは じゃあ、その子を探して、眠らせてあげれば…事件は解決? ユーノ うん、きっと、そうなるはず。 フェイトとアルフも、いまそっちに向かってる。だから……! なのは わかった!ありがとユーノくん。 ユーノくんの話、いつもわかりやすいし、元気になれるから……嬉しい! ユーノ そんな……。そんな事ないよ。 なのは そんなこと、あるの! じゃあ行って、眠らせてあげてきます! ユーノ ん。気をつけて! STAGE 4 なのは (この子が、凝縮存在?) (フェイトちゃんの姿っていうのは、なんだか複雑だけど……) レイジングハート They are a powerful enemy.Please take care.(強敵です。気をつけてください) 雷刃の襲撃者 君は……。闇の書の闇を撃ち抜いた、白い魔導師だね。 なのは ……うん。 雷刃の襲撃者 何故だろう。君の存在は、著しく不快だ。君を見ていると、苛立ちがつのる。 なのは ………そうなの? 雷刃の襲撃者 上手く言えないが、今の自分が、本当の自分でない感覚がある。 そして僕の魂がこう叫ぶ! 君を殺して我が糧とすれば、この不快感も消えるはず、と! なのは ごめんね。殺されちゃうわけにはいかないんだ。 雷刃の襲撃者 そうはいかない。僕は帰るんだ。あの温かな闇の中に……!血と災いが渦巻く、永遠の夜に。 さあ!我が剣の前に……君は死ね!僕は飛ぶッ! なのは ああ……なんか、ちょっと安心したかな。ほんとのフェイトちゃんは絶対に、そんな事言わないから。 安心して……別人と思って、戦えるッ!! レイジングハート All right. Standby ready. (完勝) 雷刃の襲撃者 そんな……!僕の雷光が、触れることすら……! なのは 似ているのは姿だけだね。フェイトちゃんの方が、ずっと速いよ。 (勝利) なのは よく見たら、ぜんぜん似てないね。フェイトちゃんはもっと、速いし強い。 (辛勝) なのは ほんとのフェイトちゃんは、もっと強い子だよ……。心も、魔法も。 雷刃の襲撃者 うああ!馬鹿な……馬鹿なァ…ッ!! なのは おやすみ……。 (雷刃の襲撃者、消滅) なのは ――ふう。 フェイト なのは! アルフ 大丈夫だったかい!? なのは フェイトちゃん、アルフ! フェイト なのは、ごめんね、私の偽物のせいで……。 なのは そんな……あの子がたまたま、フェイトちゃんの姿で出てきたってだけでしょ? 私の偽物だって、どこかにいるかもなんだし。 フェイト うん……。なのはの偽物には、会いたくないなぁ。 なのは 大丈夫!私とレイジングハートが、やっつけるから! レイジングハート Plerase leave it.(お任せ下さい) アルフ あのね……。なんとなく、思うんだ。 なのは ……? アルフ さっきのあの子は……もしかして、フェイトに起こりえた未来の姿かもしれないんだって。 フェイト うん……。 アルフ プレシアに嫌われて、残酷な現実を突きつけられて……。 フェイトがそのまま、なのはやクロノ達に、もしも出会う事ができなかったら……。 フェイト そうだね……。あんな風に、なってたかも。 なのは そんな事ないよ。 フェイトちゃんにはアルフがいたし、何よりフェイトちゃん。自分で思ってるよりずっと強い子だよ。 だから、あんな風になんて絶対ならない……過去に遡ったって、未来に進んだって、絶対に! アルフ なのは……。 フェイト ――ありがとう、なのは。 (通信音) エイミィ なのはちゃん、フェイトちゃん!?ごめん、緊急事態! 大型反応がまた出てきた!今のよりずっと大きい! リインフォース 闇の欠片の中枢だ。これを叩けば、欠片の発生は止まるはず。 なのは はいっ! リインフォース 中枢はおそらく、私の姿と心をとっている。 高町なのは、すまない……どうか気をつけてくれ。 なのは 大丈夫です!いってきますっ! フェイト 私たちも! アルフ うんっ! なのは 大丈夫、まかせて。 フェイト でも……。 なのは 確かめたい事があるんだ。だから、ひとりで飛ばせて? WARNING 闇の欠片はやて あれー?なのはちゃんや。 なのは はやてちゃん!?え、本物…? 闇の欠片はやて 本物……?なんのこと? あれ? そういえばわたしはなんで、こんなところでひとりで飛んでるんやろ。 なのは あー……、ええと……。 闇の欠片はやて あー、そーや~。年明けに、練習試合の約束してたな~? ずっと楽しみやったんや。一生懸命練習しててなー。 レイジングハート Master.Parhaps,she is also dark peace.(マスター。おそらく彼女も「闇の欠片」です) なのは うん……。なんだか夢心地みたいだし、多分、そうだと思うんだけど。 ユーノ なのは。大丈夫、そのはやても闇の欠片で間違いない。いま、本人に確認が取れたよ。 なのは そう。だったら、止めてあげないとなんだけど……。 闇の欠片はやて ちょーどええ。練習試合の前哨戦、ちょう、やってみよか? なのは あ、あ、はやてちゃんッ!? はやて よーし、いっくよ~~~! (完勝) 闇の欠片はやて あああ~~あかん、なのはちゃん、本気やー。 なのは だ…だってはやてちゃん、いきなり来るから……! (勝利) 闇の欠片はやて あー!なんやろ、わたし、思ったよりやれてるか~? なのは うん、凄いよ、はやてちゃん。 (辛勝) 闇の欠片はやて おお!もしかしてわたし、イイところまで行った? なのは あいたた……。うん、危ない所だった! 闇の欠片はやて あ……あれれ……?なんや…体がふわふわして……。 なのは ああ……。夢が、覚めちゃうんだよ。 闇の欠片はやて えー!?なんや、これ、夢ー? おかしいと思った。さすがにまだ、わたしとなのはちゃんが勝負になるわけないもんなー。 なのは そんな事ないよ。今だって、いい試合だった。怖かったもん。 闇の欠片はやて それにしても、楽しい夢やった……。現実の方でも、ちゃんとやりたいな。 なのは 約束してるでしょ。大丈夫。わたしもバッチリ鍛えておくよ! 闇の欠片はやて あはは……♪うん、わたしもがんばる! ほんなら、おやすみ……?あれ?夢が終わるんなら、おはよう、かな? なのは 今はおやすみ、で……明日会ったら、おはよう、って言おう? 闇の欠片はやて ん……ほんなら……おやすみ、なのはちゃん……。 (闇の欠片はやて、消滅) なのは …………。 なんとなくだけど……やっと、見えてきたかな。 私が、魔法を使う理由。 STAGE 5 闇の書の意志 ――誰だ。 なのは 管理局嘱託魔導師、高町なのはです。 闇の書の意志 局の魔導師か……。私を……闇の書を、止めにでも来たか。 だが、もう遅い……闇の書の暴走は止まらない。幾度破壊されても蘇ってしまう。何度も……何度でも……。 終わらぬ輪廻に、果てはないのだ……。 なのは あのね…闇の書さん。あなたが今見てるのは、悪い夢なの。 本当のあなたは、もう悲しい思いを終えて…優しいマスターやあったかな家族と一緒に、幸せに暮らしてる。 闇の書の意志 世迷い言を……。そんな事があるはずがない。私が一体、どれだけ苦しんできたと思っている。 いや、私はいい。なんの罪もない、一途でやさしい騎士たちを。私はどれだけ、苦しめてきたか……。 そして幾人の主を、我が呪いで殺してきたか……! なのは もう終わったんです…!最後の夜天の主が、長い夜を終わらせてくれたんです。 闇の書の意志 有り得んよ……。我は闇の書、呪われた魔導書だ。 そこをどけ……!じきに、この身が暴走を始める! なのは 違うよ……。あなたの夜は、もう終わったの。 闇の書の意志 空言は、もう沢山だ……!そこをどけと言っている! なのは どかないッ!!あなたはもう、呪われた闇の書なんかじゃない! (完勝) なのは 長い夜は……もう、終わりだから。 (勝利) なのは 終わらない夜なんて……きっとないから。 (辛勝) なのは はー…はー…はー…ッ 闇の書の意志 そ…そん…な……。 なのは あなたはもう、闇の書なんて名前じゃないんだよ。 あなたの優しいマスターが、綺麗な名前をくれたの…祝福の風「リインフォース」って。 闇の書の意志 優しい主……?そんな事が……。 なのは あったんだよ…出逢えたの!私と同い年の女の子で、優しくて強い子で。 守護騎士のみんなを大事な家族って言って……大切にしてくれてる。 はやてちゃんって言うの!もちろん、あなたのことだって、すごく大切にしてる! 闇の書の意志 不思議だな……。聞くにも堪えぬ空言であるはずなのに、お前の言葉は、何故か説得力がある。 なのは だって、本当の事だもん。 眠って……。目が覚めたら、優しいはやてちゃんが笑って、「おはよう」って言ってくれるから。 闇の書の意志 そうか……ならば、今は静かに、眠るとしよう……。 (闇の書の意志、消滅) なのは うん……おやすみなさい……。 (結界破壊音) なのは あ、結界が、解ける……。 (警報音) なのは !? (通信音) エイミィ 現場一同、緊急事態……!闇の欠片が、ひとつに集まってる!! 場所はポイントD付近、会場上空! なのは エイミィさん、それ、わたしに行かせてください。 エイミィ なのはちゃん!?でも……! なのは 行かせてください。 探し物が……やっと、見つかりそうなんです。 FINAL STAGE 星光の殲滅者 ここはどこです……?私は何故、ここにいる? なのは あなたはわたしで……。ここにいるのはきっと、私と戦うため。 星光の殲滅者 わかりません……。何も、わかりません。 だけど、心は滾るのです。眼前の敵を砕いて喰らえと、胸の奥から声がします。 安らかな闇と破壊の混沌を、呼び覚ませと訴えている。 なのは ん……。で、私はそれをさせるわけにはいかないんだ。 星光の殲滅者 ならば、語る言葉はないはずです。この身の魔導で、貴方を屠るのみ。 なのは いい子で止まってくれたら嬉しいけど……そういうわけにはいかないよね。 私なら、止まらないもの。 星光の殲滅者 そうですね。わかります。 なのは (悲しい願いや……つらい決断で、力を振るうひとがいる。それが罪や、別の悲しみを呼ぶことあある) (話して、言葉で伝えあえたら、その方がいい。わかってもらえたら、それが一番いい) だけど、心が伝わらないとき……わかり合えないとき。 それでも伝え合って、わかりあうために!この力があるんだッッ!!! (完勝) 星光の殲滅者 私の攻撃の…すべてが通じない。 強いのですね、あなたは。 なのは 弱いよ……。だけど弱いから、強くなりたいって思う。 (勝利) 星光の殲滅者 敗れましたか……。強いのですね、あなたは。 なのは ううん。あなただって。 (辛勝) 星光の殲滅者 互いに互角……。ですが、あなたが上回った。 なのは ん……。今回は、ね。 星光の殲滅者 ああ……。私は、消えるのですね……。 なのは うん……。ごめんね。 星光の殲滅者 なに、強い戦士と戦って敗れたのです。生まれた甲斐はありましたとも。 なのは うん……ありがとう。 星光の殲滅者 もし、次に見える事があれば、 今度はきっと、決して砕け得ぬ力をこの手にして、あなたと戦いたいと思います。 なのは ん……。待ってる、とは言えないけど。 星光の殲滅者 次に私と戦うまで、あなたの道が、勝利に彩られますように。 それでは……さらばです。 (星光の殲滅者、消滅) なのは …………。 なんだか、不思議な子だったな。 エイミィ 闇の欠片、なのはちゃんの活躍で完全消滅!状況推移の観測に移ります。 艦長も、お疲れ様です。 リンディ 結局、私の出る幕なかったわね? クロノ それはそれで、いい事です。 なのは 戦わなくちゃならないのは、戦う相手じゃない。 相手の悲しみや心の闇。戦いに駆り立てる理由そのもの。 悲しみを撃ち抜くのが、わたしの魔法。 ユーノくんや魔法と会えて……レイジングハートと会えて、良かった。 レイジングハート Don t mention it.(どういたしまして) I may also meet you.(私も、あなたと会えて良かった) なのは あはは♪ありがと、レイジングハート。 フェイト なのは~! なのは あ、フェイトちゃんだ。ていうか、結局徹夜になっちゃったね。 レイジングハート It s not good for your health.(それは健康に良くありませんね) なのは 帰って休もう。おつかれさま、レイジングハート。 こうして、この事件、『闇の欠片事件』は無事に終了しました。 色々飛び回って、戦って、自分の夢もあらためて……少しずつ、はっきりしてきました。 エピローグ なのは あははー。やっぱり、一緒にお風呂は楽しいねえー。 フェイト あー、なのは、動かないで…洗いにくいよ。 なのは えー、ちょっとくすぐったいんだもん。 フェイト んーと…じゃあ、こう? なのは あー、そうそう、…いい感じ♪ フェイト うん。 なのは ね、フェイトちゃん? フェイト ? なのは 私ね、これからもっともっと、強くなるよ。 フェイト じゃあ、私も負けてられないね。 なのは 一緒に強くなっていこう、どこまでだって。 フェイト うん……約束!
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「はやてちゃん、準備できたよ!」 「分かったで。エビルダイバー!」 はやての指示とともに、エビルダイバーがギガゼールを空中に跳ね上げる。 この瞬間、ギガゼールの消滅が確定した。 「行くよ、レイジングハート!アクセルシューター、シュートォォォォォ!!」 『Accel Shooter.』 無数の魔力弾がギガゼールへと向かっていき、そして当たる。 着弾箇所が一箇所ずつ削られ、着弾のたび穴が開き、最後にはエネルギー光以外何も残らなかった。 片をつけ、アースラへと戻った面々。 クロノを見つけると開口一番、多少の邪悪なオーラを放ちながら、なのはが問い詰めた。 「ク・ロ・ノ・君?何であの装備の使い方教えてくれなかったのかなぁ?」 「いや、聞かずに飛び出していったのは君達だろう」 「…で、でも、それなら念話で教えてくれたって…」 「それなんだが…こちらからのミラーワールドへの念話は通じないようなんだ」 初耳である。ミラーワールドにはジャミングの類でもかかっているのだろうか。 結局自分が悪いということを確認することになり、なのはの精神に多少のダメージができたようだ。 「…まあいい、今から説明する」 そしてクロノはシステムの事について説明を始めた。 モンスターのデータを入れることで、ミラーワールドでの活動が可能、戦闘力の強化、モンスターデータの実体化、モンスターの気配察知が可能だという。 さらに言えば、データ化したモンスターが強ければ強いほど戦闘力の増大も大きくなるようだ。 ただし、本物のモンスターじゃない分戦闘力は劣るし、活動限界もライダーより二分短い7分55秒となっている。 「名前は何ていうの?」 「…ライダーの使うカードから名を取って『アドベント・システム』だ」 「アドベント・システム…」 第四話 『龍の再誕』 「真司…お前何回遅刻してくりゃ気が済むんだよ!」 編集長の大久保大介が真司にコブラツイストを食らわせる。 「痛い痛い痛い!勘弁してくださいよ大久保先輩!」 「『編集長』だって言ってんだろ!」 「あ、そうでした。いだだだだ!」 まあ、OREジャーナルではよくある事。 プルルルル…ガチャ OREジャーナルに電話がかかってくる。電話の呼び出し音を聞き、受話器を取る大久保。 「はいOREジャーナル…お、令子か」 電話の相手はOREジャーナルの記者、桃井令子だったようだ。 『編集長、また行方不明事件です』 「何ぃ?」 『まだ一連の事件と同一のものか分かりませんけど…これから行方不明者の自宅に行ってみます。住所は…』 「ああ、分かった。ああそうだ、真司のヤツ手伝いに行かせっから」 『ええ?城戸君ですか?邪魔になるだけなんですけど…』 「いやいやいや、まあそう言わず仕込んでやってくれって。まだ見習いなんだし、俺の後輩なんだからさ」 昨夜、また一人失踪した。 今回の失踪者の名は榊原耕一。これまでの失踪者と同様、原因や目撃者が見当たらず、部屋も密室、どうして失踪したかが分からないという状態だ。 その榊原のアパートで、真司と令子が合流する。 「令子さん!事件ですか!?場所どこです!?」 現場で大声という、普通ならやらないようなマネをしでかす。 それを見た令子も呆れ果てているようだ。 「…バカ」 「あ、令子さん」 令子の姿を見つけ、駆け寄る真司。 「あのねえ…現場で大声出すなって言ったのもう忘れたの?」 「あ」 忘れていたようだ。 「…すいません」 「この間みたいに私の仕事の邪魔はしないでよ。いい?」 「分かりました」 「じゃあ、城戸君は部屋の中を調べて。許可は取ってあるから」 そう言うと令子は周囲の聞き込みへと向かった。 真司もアパートの管理人室へと行き、鍵を開けてもらう。 「任せてください。必ず真実を突き止めて見せますから」 「頼むよ」 管理人が榊原の部屋の鍵を開け、ドアを開く。 「部屋を片付けようにも、気味が悪くてさぁ」 ドアを開けた瞬間に漂う異質さ。真司が部屋の中を見た時にその正体がはっきりした。 部屋にある姿が映るものすべてが新聞紙で覆われている。 食器棚のガラスや窓まで塞がれ、光も入らない、そんな状態だ。 何か分かるかと思い、食器棚の新聞紙をはがすが…何も無い。 「何でこんな事したんだろ…」 そうして窓に向かって歩く。すると何かが足に当たった。 足元を見ると、何か四角い物体が落ちている。それを拾い上げる真司。 中に何かが入っているのを見つけ、取り出した。『SEAL』と書かれたカードだ。 「あれ?俺、これどこかで…」 その瞬間、真司の頭の中に色々なものが飛び込んできた。 秋山蓮との出会い、ドラグレッダーとの契約、シザースやガイ、王蛇との激闘、手塚との出会いと別れ、そしてオーディンのタイムベント。 そう、真司は今、かつての戦いの記憶を全て取り戻したのである。 それと同時にモンスターの気配を示す金属音。前の戦いと同じなら、クモ型モンスターのディスパイダーが現れるはずだ。 とりあえず取り出したカードをしまい、その気配の発生源へと駆け抜けた。 令子が榊原の部屋に行くと、もう真司はいなかった。 「…もう、戻るなら戻るって言いなさいよ」 とりあえず部屋を後にし、車へと戻る。 そしてこの後、信じられないものを目にすることになった。 「城戸君…?」 見ると真司が令子の車の前に立っている。 近付いて話を聞こうとするが、突如カードデッキを前に突き出す。 すると何も無い空間からバックルが現れ、それが真司の腰に巻きついた。 驚き、目をこすっている令子。 無理もない。普通ならありえないことが目の前で起こったのだから自分の目を疑いたくもなる。 だが、驚きはこれで終わらなかった。 右腕を左上に伸ばし、ポーズをとった真司が「変身!」と叫ぶ。 そしてバックルにカードデッキを装着し、変身して車の窓に消えた。 「何が起こったの…?今のは何?」 目の前の出来事を現実として受け入れられないまま、とにかく自分の車へと歩き出す令子。 車の窓には巨大な蜘蛛と、それと対峙する真司が映っていた。 「手塚さん、もっとスピード出えへんの?」 「無理を言うな。これでもかなりのスピード違反をして走っている」 手塚の赤いバイクに、二人の人影が乗っている。 一人は嘱託魔導師・八神はやて。もう一人は仮面ライダーライア・手塚海之。 先日占ってもらい損ねたシャマルとともに改めて占いに来ていたのだが…今回もまたモンスターの出現で占いが中断されることになった。 いつになったら占ってもらえることやら…失礼、話がそれた。 この3人のうち、ミラーワールドに入れるのははやてと手塚のみという事で、はやてをバイクに乗せてモンスターの出現位置へと移動しているところである。 ちなみに現在の速度は80km/hである。警察がいたら違反切符を切られていただろうが、幸い見つからずに目的地にたどり着けそうだ。 ズシャアアアア…ゴスッ 「ってぇ…」 ライドシューターを持たない真司は、モンスターの前に現れ、そして思い切り滑って近くの車に頭をぶつけた。 やはりタイムベントで時が戻っても、ブランク体でミラーワールドに入ると頭を打つのは変わらないようだ。 「…っと、やっぱりコイツか!」 真司の予想通り、そこにいたモンスターはディスパイダーだ。 ディスパイダーの方も音と声で気付いたのか、真司の方を向く。 「よし…行くぞ!」 そう言うと、カードデッキから一枚のカードを取り出し、バイザーに装填する。 『SWORDVENT』 上空から長剣『ライドセイバー』が落ちてきて、そして地面に突き刺さる。 それを引き抜くと、ディスパイダーへと突っ込んでいった。 もちろん、前のようにただ振り下ろすだけだと折られてしまう。それが分かっていた真司は、ディスパイダーの足の節目を狙う。 ここなら他と比べて脆いだろう、そう考え、ディスパイダーの足の節目に突きを食らわせようとするが… 「…まあ、予想はしてたけどな」 折られた。 ならばと言わんばかりにもう一枚のカードを取り出し、バイザーに装填。 『GUARDVENT』 今度は盾『ライドシールド』が落ちてきて、真司の左腕に納まる。 「だあああああぁぁぁぁぁぁ!!」 武器は無い。ならば取れる戦闘手段は肉弾戦のみ。 ライドシールドを装備して左腕を補強し、渾身のパンチを繰り出す。 ボキィッ 嫌な音、それとともに走る激痛。 おそるおそる痛みの発生源である左腕を見ると…本来ありえない方向に曲がっていた。 「折れたァ!?」 これはさすがに予想外。ついでに言うとライドシールドも真っ二つだ。 とにかく、これで武器は無くなり、格闘戦も通じないことが分かった。 『詰み』という奴であr…いや、まだ取れる手段はあった。 (こうなったら…使うか?封印のカード…) 前の戦いでは使わずに破り捨てたカード『SEAL』。それはモンスターを封印するカードだ。 万策尽きた今、それを使うしか助かる道は無い…そう思われていた。 『ギャオオォォォ…』 …その必要は無くなったようだ。 真司はこの咆哮に聞き覚えがあった。 それは、紅蓮の火龍。 それは、無双龍の名を持つ魔物。 それは、共に戦った相棒。 その咆哮の主は『無双龍ドラグレッダー』。かつて真司と共に戦った龍のモンスターである。 「そうだ…前と同じなら、こいつが俺を狙っててもおかしくないはずだ!」 真司は一度ディスパイダーかと距離をとり、無事な右腕で折れたライドセイバーを投げつけた。 足の一本で弾き返すディスパイダー。しかしそれで隙が出来た…モンスターと契約するには十分な隙が。 この隙に真司は一枚のカードを取り出す。それは佐野がギガゼールと契約した時に使われたものと同じカードだ。 「悪いなドラグレッダー、俺を食おうとしても無駄だよ。」 契約のカード『CONTRACT』をドラグレッダーに向け、契約を結ぶ。 「お前の力を借りるよ。またよろしくな」 光がおさまったとき、真司の姿が変わっていた。 銀の仮面、銀の胸当て、そして紅い鎧を纏う仮面ライダー『龍騎』となったのである。 「仕切り直しだ。いくぞ!」 そう言って一枚のカードを取り出し、ドラグバイザーへと装填しようとする。 だが、ドラグバイザーがあるのは左腕。先ほどの骨折が響き、装填しようとすると痛みが走る。 彼らが現れたのは、まさにその時だった。 『ADVENT』 見覚えのあるモンスターが飛来する。 ピンク色のエイのようなモンスター。それを持っているのは、龍騎の記憶には一人しかいない。 そして、そのモンスターの主が現れる。 「お前…ライアの手塚海之!?」 「俺はお前を知らない…だが、どうやらお前は俺を知っているらしいな」 エイのようなモンスター…いや、エビルダイバーを引きつれ、ライアが現れる。 さらに遅れること数秒、はやてが路地から現れた。 その事で龍騎がさらに驚く。 「はやてちゃん!何でこんな所に…しかも生身でいるんだ!?」 「え…その声、真司君?そのカッコどしたん?」 どうやらこの二人は知り合いのようだ。 龍騎にしたって知り合いが生身でミラーワールドにいたら驚くし、はやてははやてで知り合いがライダーになってミラーワールドにいたら驚くだろう。 「ああ、もう!この際事情の説明は後だ!とにかくコイツを何とかするぞ!」 全員それで納得し、臨戦態勢を取る。 戦闘再開である。 次回予告 「「食らえ!!」」 「他のライダーにも、教えれば止められるかも」 「城戸君、あれはどういう事?」 『戦え…戦え!』 仮面ライダーリリカル龍騎 第五話『龍騎』 戻る 目次へ 次へ
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今日 - 合計 - 天星 SWORDS OF DESTINYの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月12日 (金) 13時12分26秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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【レイジングハートエクセリオン】 ルイズに支給された。 現在の所有者はルイズ。 【レリック】 ハドラーに支給された。 現在の所有者はハドラー。 ロストロギアの一つ。 赤い宝石のような外見で、凄まじい魔力を内包している。 原作では、リンカーコアと融合させ死者ですら復活させるエネルギーを見せた。 外部からの大規模魔力で爆発する危険性がある。 【ジュエルシード】 カオスヒーローに支給された。 現在の所有者はカオスヒーロー。 ロストロギアの一つ。 手にした者に幸運と望みを叶える力を与える。 などという設定があるが、本編中では一度も望みを叶えたことなどなかった。 【バルディッシュ・アサルト@リリカルなのはシリーズ】 ティアナ・ランスターに支給された。 現在の所有者はキャスター(メディア)。 フェイトが使用するインテリジェントデバイス。 通称「閃光の戦斧」。シグナムとの戦闘で中破したバルディッシュを修理し 更にバルディッシュの要望でリボルバー型のベルカ式カートリッジシステム『CVK792-R』を搭載して完成したフェイトの新デバイス。 即座に実行する寡黙な性格らしい。 【レヴァンティン】 博麗霊夢に支給された。 現在の所有者は博麗霊夢。 シグナムが使用しているアームドデバイス(武器)。 「パンツ赤いッス!」などの用語を連発するどっかの奴とは違う奴です。 【デュランダル】 後方のアックアに支給された。 現在の所有者は後方のアックア。 クロノ・ハラオウンの使うストレージデバイス。正式名称「氷結の杖デュランダル」。 A s当時の最新技術で作られたデバイスで、闇の書に対する切り札。 氷結魔法に特化しており、極大氷結魔法「エターナルコフィン」は海一面が凍りつくほど。 【マッハキャリバー&リボルバーナックル(右手用)】 ニーギ・ゴージャスブルーに支給された。 現在の所有者はニーギ・ゴージャスブルー。 スバル・ナカジマのデバイス。 ローラーブーツ型デバイスであるマッハキャリバーがリボルバーナックルの展開、収納、動作を制御している。 普段は青いクリスタルのネックレスとなっている。 【S2U】 タバサに支給された。 現在の所有者はタバサ。 ストレージ・デバイス。 人工知能を搭載していない分、処理速度は速い。 役目としてはあらかじめ魔法を詰め込んでおく記憶媒体。 魔法の発動を術者が決定しなければならないが、術者が優れていれば高速確実に魔法を発動できる。 ただし使いこなしても性能以上の力を引き出せる事は無い。 使いこなすのはインテリジェント・デバイスより簡単なのだが、 基礎的な解説をしてもらえない為、別世界の術者には入り口が狭いようだ。
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=スーパー嘘予告ターイム!!(を)= なのはやはやての故郷である第97管理外世界「地球」。 その地球のとある地域において、強力なロストロギアらしき反応が確認されたため、調査に派遣される事になった機動六課メンバーたち。 その調査すべき土地の名は・・・「冬木市」。 そして、そこで行われていたのは・・・ 「毎度おなじみぃ~、聖杯戦争ぉ~、聖杯戦争ぉ~で、ございまぁ~す♪ご不要になった夢希望、もう諦めた野望などがございましたら、お気軽に、コロシアムまで、おいで下さい~♪・・ふっ、すげえぜ?」 謎の「虎聖杯(とらせいはい)」なる物を賭けて繰り広げられる、ドタバタバトルロイヤルであった!! そして、この騒動の首謀者の名は・・・、「冬木の虎」こと、藤村大河(英語教師・独身)!! 「・・ってえ、タイガーって呼ぶなぁぁぁぁぁーー!!(がおおおおおん!!!」 果たして、なのは達はこの苛酷(?)な戦いを生き残る事ができるのか!?そして、虎聖杯は誰の手に・・・?! 「どきなさい、白き魔術師(メイガス)よ!!私はゆかねばならないのです・・・、再び、シロウたちの美味しいごはんを、食するためにっっ!!」 「そ・・・、そんな理由で戦ってるんですか、セイバーさん!??」 「リリカルなのはStrikerS」と「フェイト/タイガーころしあむ」によるクロスオーバー作品! 『フェイト/リリカル ころしあむ』!! 公開予定・・・、全くもって未定っす!!(を) 単発総合目次へ その他系目次へ TOPページへ
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スレ住人の皆様 遊戯王系単発SS クロス元:遊戯王 294氏 無題(仮) 294氏 一発ネタ(仮) 301氏 1発ネタ 遊戯vsなのは 294氏 第?話 正義の味方?参上 反目のスバル氏 リリカル遊戯王GX番外編 「最強! 華麗! 究極竜(ブルーアイズ・アルティメットドラゴン)~前編~」 反目のスバル氏 リリカル遊戯王GX番外編 「最強! 華麗! 究極竜(ブルーアイズ・アルティメットドラゴン)~後編~」 反目のスバル氏 無題(仮) エラッタ氏 無題(仮) 三十七代目スレ403氏 キャロが千年リングを見つけたそうです TOPページへ このページの先頭へ
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「ふぃーっ。なんだかんだ歩いてるうちに、こんなとこまで来ちゃったんだ」 潮風が茶色の髪を撫でる。なのはは臨海の公園へ来ていた。 時刻は午後5時を少し過ぎたところ。空には薄っすらとオレンジが混ざりつつある。 「海かぁ・・・・そういえば、海には色々と思い出があるかも」 魔法を知って間もない頃、ユーノと色々なことについて話し合った。 ジュエルシードを巡ってフェイトと戦い、そこへクロノが止めに割って入り、 時空管理局の存在を知ることになった。 P・T事件後、裁判のためミッドチルダに渡るフェイトに初めて名前を呼んでもらった。 数ヶ月前の出来事。闇の書の『闇』と戦い、仲間たちと協同戦線の末に消滅させた。 わずか2年足らずの間なのに、この場所にこんなに関わりがあるとは思わなかった。 静かに揺れる波を眺めながらそんなことを考えていると、 「あれ、電話だ・・・・えっと、管理局から?」 ポケットからピンク色の携帯電話を取り出し、着信相手を確認する。 いつもならば、ほとんどの連絡事項はメールで伝えられるため、 わざわざ直接の音声電話をかけてくるということは、余程の緊急事態時のようだ。 『あ、なのはちゃん!? こんな時間にごめんね。ちょっと急ぎの用を頼みたいの!』 「え、どうしたんですか?エイミィさん。そんなに慌てて」 『それがね、別次元の砂漠地帯で急に時空の歪みが発見されちゃって。 あいにく別の用件でクロノくんとフェイトちゃん、局員もほとんど出払ってて・・・・』 そこまで聞いて、なのはは理解した。つまり、自分が行く必要がある、と。 「分かりました。今のところは特に用事もありませんから、大丈夫ですよ」 『あ~りがとうっなのはちゃん!!待ってて、すぐに転送の用意するから!』 「了解。・・・・はぁ、もうそろそろ夜ご飯だったんだけどなぁ」 少し残念そうにお腹をさするなのは。 それから数十秒後、臨海の公園にいたはずの少女は、光とともに姿を消した。 「・・・・ぅ、暑っちぃ・・・・」 四方八方から、刺すような熱を感じる。 わずかに手を動かすと、『ジャリッ』とした乾いた感触が神経に障る。 今まで感じたことのない暑さと手の感覚に、否応なく意識を引き戻された。 ゆっくりとイッキは身を起こし、周りを見渡す。そこは、 「な・・・・何だよ、ここ?」 どこまでも同じ光景が広がっていた。 テレビや学校の教科書などでしか見たことのなかった、ベージュ一色の大地。 人はおろか、動植物一つの気配すらも感じられない。周囲360度の砂漠だった。 その360度の中に―― 「メ、タビー?・・・・メタビー!!」 明銅色の相棒が、うつ伏せになって倒れていた。 「メタビー起きろ!俺たち大変なことになっちまっ・・・・」 急いでメタビーを仰向けにしたイッキは、そこで言葉を失った。 メタビーの目には、光が灯っていなかった。 まるで『人形』のように。 「おい、起きろよ・・・・下手な冗談やっても面白くねぇぞ・・・・」 軽く揺さぶりながら声をかけるが、横たわる相棒から返事はない。 「くそっ!起きろってば!!おい、メタビー!!」 今度は乱暴に揺さぶってみる。しかし、やはり返事が返ってくることはなかった。 「おいっ!!!――くそ、どうしちまったんだよ・・・・」 やがて動きを止め、力なく腰を落とすイッキ。 「・・・・とにかく、ここから動かないと」 しばらくしてから気を取り直し、移動するべく立ち上がる。が、 「痛っ」 全身から鈍痛を感じ、再び地に腰を落としてしまった。 なんで?どうしてこんなに体中が痛いんだ? あ。そうだ・・・ 「感電して、爆発に巻き込まれたんだっけ・・・?」 今になって初めて気付いたことに自分でも驚いてしまう。 そういえば、錯乱状態になったメタビーが反応弾を撃ったのを見たような気が。 そいつが運悪く電撃で引火して、派手な地上花火を打ち上げたのだろう。 これじゃ泣きっ面にハチだ、などと心の中で嘆くイッキ。 ゴゴゴゴゴゴ・・・・ 「・・・・っ?」 鈍く響く音がする。嫌な予感がしたイッキは、ぐるりと周囲を見回した。 しかし、ベージュ色の景色には何ら変化はない。と、突然―― ギ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ア ! ! 砂を舞い上げ、巨大な生物が奇声をあげて地面から飛び出してきた。 『ミミズを1000倍くらい凶悪にした』といった感じ(?)のワーム状の怪物。 そのスーパーミミズ(仮)は、 「うわっ!!」 牙を剥き出しにしながら真っすぐ獲物へ向かって飛びかかった。 とっさにメタビーを抱きかかえ、ダイビングで間一髪回避するイッキ。 が、慣れないことをしたのがマズかった。 したたかに体を地面に打ちつけ、起き上がるまでに大きなスキができてしまう。 そこへ『待ってました』とばかりに触手を伸ばすスーパーミミズ(仮)。 「うあぁぁぁ!」 無意識にメタビーをかばうようにうずくまり、イッキは固く目を閉じた。 『Protection』 妙に機械的な音声が聞こえた。あれ、天使の声って意外と素っ気無いんだな・・・・ 死を覚悟していたイッキはそんなことを考えた。と、 グ ゥ ゥ ゥ ゥ ア ゥ ? スーパーミミズ(仮)の困惑したような鳴き声が聞こえる。見上げてみると、 「な、何だ・・・・これ」 自分の周りを半透明のドームが覆っている。ほのかに桜色のバリア状のものだ。 「ふぅ~、間に合ったぁ」 場違いな女の子の声が響く。 夢だと思った。いや、夢だと思いたかった。 イッキは、その光景を現実のものと受け入れることができなかった。 白い服を着た、自分と同い年くらいの女の子が、空に浮かんでいる。 「は?」 おめでとう少年よ。君はまだ正常な意識を保っているようだ。いやそうではなく、 「そこのキミ!危ないから、その中でじっとしててね!」 まだ幼いながらも緊張感を伴った声で、女の子が言った。 「え・・・・あ、うん」 めくるめく『意味不明』の連続でワケが分からないイッキは生返事をするしかない。 「とにかく、アレを倒すか撃退しないと。レイジングハート!」 『All right. Accel shooter』 レイジングハートの先端付近に、5,6個の魔力弾が形成される。 「あのウネウネはちょっと厄介だからね、まずはそれを・・・・ アクセルシューター、シ ュ ー ト ! ! 」 合図と同時に、魔力弾はスーパーミミズ(仮)へ向けて一斉に突撃。 そのまま加速し、体側面から生えている触手を片っ端から薙ぎ払っていく。 ギ ア ア ァ ァ ア ! ! 自分の手足(?)を断絶され、さすがの怪物も悲鳴をあげた。 怒り心頭で、なのはにボディアタックを敢行する。が、 『Accel Fin』 「おっとぉ、危ない危ない!」 両足で思いきり空を蹴り、難なく攻撃をかわすなのは。 『Buster mode』 音叉状の砲撃重視型にレイジングハートを変化させ、カートリッジ2発をロード。 魔方陣を展開し、怪物へ照準を合わせようとした、その時―― ギ ァ ァ ァ ァ ァ ア ア ! ! 突如として、もう一匹の巨大ミミズが砂の中から姿を現した。 「ふええぇ!まだいたの~!?」 ミミズ第2号の出現になのはは驚くが、 よくよく考えてみれば、『1匹しかいない』などと誰も言っていないわけで。 その2号は近くにいたイッキに気付き、結界へ触手攻撃を始める。 「うわっ、何だよコイツ!」 「マズいっ・・・・!」 数発のアクセルシューターで2匹目を牽制し、結界から引き離す。が、 その間に1匹目が再びなのはへ攻撃を仕掛ける。 上空に逃げれば2匹同時に攻撃できるが、 その間に怪物の攻撃対象は要救助者に移り、結界を破られる可能性が高い。 かと言って、それを破られないように近づいて戦えば、 2匹同時に相手をするのが難しくなる。 二つの苦しい選択肢のうち、なのはは後者を選んだ。 無論、2体の攻撃をかわしながら要救助者を守るため、苦戦するのは言うまでもない。 「うぅっ、一体どうすれば・・・・」 打開策を見出せず、なのはは歯噛みする。 「・・・・どうすればいいんだよ」 目の前で謎の少女が2匹の怪物相手に苦戦している。自分を守るためにだ。 さっきからわけが分からないが、良い状況でないことだけははっきりしている。 そんなときに自分は何ができる? 何もできない、見ているだけ。 「くっそぉ、何かできないのかよ!?」 何もできない苛立ちが募るイッキの視線の端に、相棒が映る。 (せめてコイツが動けば、何かできるかもしれないのに・・・・!) 最後の望みをかけて、イッキはもう一度メタビーを揺さぶる。 体のオーケストラが鈍痛曲を演奏し始めるが、そんなの気にしていられない。 「おい、メタビー!よく分かんねぇけど今大変なことになってんだぞ! 起きろ!!」 しかし、やはりメタビーから反応はなかった。 その間にも、なのははミミズ1号2号に苦戦を強いられている。 イッキの心に激しい無力感と苛立ちが煮え返った。 「くそっ、こんな大事にときに・・・・なんでお前は寝てんだよ・・・・」 無力感と、物言わぬ相棒への憤りは沸々と温度を上げる。そして、 「くっそぉおおー!! 動 け よ っ ! こ の ポ ン コ ツ メ ダ ロ ッ ト ぉ ! !」 臨界温度に達した―― 「――何 だ と ぉ ー ー ! ! やいイッキ!お前またオレをポンコツ呼ばわりしやがったな!?」 突如、ブラックアウトしていたモニターに緑色の双眸が灯り、 メタビーは起き抜け一番、イッキに向かって声を張り上げた。 「メタビー!起きたんだな/ジャキッ!」 イッキの目の前に、鈍く光る黒い筒が突きつけられた。 「って危ねぇからリボルバー向けんな!話は後だ、後ろを見てみろよ!」 「うるせぇ話を反ら・・・・のわー!何じゃこりゃ~!!?」 絶叫するメタビー。 まぁでっかいミミズが2匹もいれば驚くのが普通なわけで。 「こいつらとあの白い服の子が戦ってる。あの子を援護するんだ!!」 イッキは空に浮かぶ少女に視線を向ける。 「誰だあれ?それに、何で飛んでんの?」 「俺にも分からん!」ドガシャッ 言い切った。盛大にコケるメタビー。 「何だよそれは!」 要するに横の相棒も状況を飲み込めていないらしい。 声が聞こえた。 「え?あれは・・・・」 見ると、要救助者の少年が結界内から出てしまっている。 「ちょっとキミ!!出たら危な――」 「サブマシンガン!!」 「お り ゃ あ あ ぁ あ あ ! ! !」 ズガガガガガガガッ! 弾丸の嵐。予期せぬ攻撃に巨体のミミズがわずかに動きを止める。 「おい!えーと・・・・そこの人! 俺たちが援護する。そのスキにこいつらを何とかしてくれ!!」 「・・・・え?え?」 援護する、と突然言われても・・・・となのはは思ったが、 「ん~とぉ・・・分かった、でも!ムチャなことはしないでねっ」 先ほどの射撃を見る限り、多少の援護は期待できると判断したのだろう、 「レイジングハート、バスターで一気に片付けるよ」 『All right』 空を蹴って上昇し、魔方陣を展開する。 「キミ!デカいのやっちゃうから離れて!」 杖の先端に魔力を充填しながら、少年へ叫ぶ。 「で、デカいの??」 見る見るうちに膨れ上がる魔力の塊。なるほど、確かにデカそうだ。 「メタビー!あいつらに反応弾、全部ぶつけるんだ。それから緊急退避!!」 「簡単に言うなよ~!」 ありったけのミサイルをミミズの足元に発射し、急いで退避行動をとるメタビー。 イッキはというと、指示を出しながらすでに走り出していた。 「退避を確認。よぉし、全力全開っ・・・は危ないから出力60%でいくよ!!」 『Alright. Output control 60%』 反応弾の爆煙で視界を塞がれキョロキョロしているミミズ2匹は、 「ディバイィィン・・・バ ス タ ぁ ー ー ! ! !」『Extension』 情け無用の一撃――桜色の巨大な光に飲み込まれた。 「・・・・よく分かんないけどぶっ飛ばしすぎだろ・・・・」 「あれ、ホントに女の子か?人間技じゃないな・・・・」 戻る 目次へ 次へ
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――世界には 平和が満ち溢れていた―― 「魔導の都と言うからどんなとこかと思えば……」 「隊長は、私のこと『人間だ』って言ってくれたッス……」 ――人々は いつまでも日常が続くと信じていた―― 「あのなぁ、ミッドチルダっていや、天下の管理局様のお膝元なんだぜ」 「そんなところに喧嘩売るバカがいるわけないじゃないですか」 ――それでも危機は―― 「なんやこれ? 蟻さん?」 「それが今日の本題、対処を失敗するわけには、いかないもの」 ――すぐ目の前にあった―― 「警告! 首都防空隊は全員、至急スクランブル体制を取れ!」 「何があったんですか!?」 「バカな……なぜお前等が……」 「お前等がいるんだ、フォーリナー!」 ――Lyrical Nanoha StrikerS Another Story―― 「クラナガン上空に大船団が出現。地上本部は非情事態宣言を発令。現在彼等への呼びかけが行なわれています」 「蟻、蟻だ! 奴ら、人を食ってるぞ!」 「こちらスターズ3。現在巨大生物と交戦中、大至急援軍を要請します!」 ミッドチルダに異邦人襲来 予期せぬ災厄 最果てからの侵略者 奴らの名は――『フォーリナー』 「クソッタレが! 倒しても倒しても沸いてくるぞ!」 「ぼやっとするな! 蟻の餌になりたいのか!」 敵を倒せ 市民を守れ 機動六課が ナンバーズが そして―― 異界の戦士『ストーム1』が戦場を駆けぬける しかし 敵はあまりにも強大で 奮戦空しく 戦士達は力尽きて行く 「世界を……頼んだ……ぞ……」 「本部へ最後の通信を送ってくれ。そうだな、内容は――」 勝てぬ戦い 守れぬ願い 広がる絶望 もはや 世界に希望など残されていないのか 「傲慢ですね、貴方は。守りたいもの全てを守りながら、あいつ等を全て倒すとでもおっしゃるつもりですか?」 ――それでも―― 「それが、EDFのやり方だ」 ――我々は 絶対に諦めない―― 「もう私らに帰るところなんてあれへん。全軍、最後の一人となっても戦闘を続行せよ!」 ――Foundation and experience heroes to tomorrow s peace! 守るべきものがある 「ここであいつを倒せば、大勢の人が助かる、ストームチームは他の誰かを助けに行ける!」 「私は、もう何も傷付けたくないから、無くしたくないから、だから――!」 愛するものがいる 「でも……それでも、好きなんッスよ?」 「俺は、あいつをあいつ自身として、愛してやれる自信がない」 「アタシは、アタシはあんたに一方的に護って貰おうなんて、思っちゃいねぇ!」 思いゆえの対立 「お前はそれほどまでに『娘』を死なせたいのか!?」 「私の『作品達』だ。どう扱おうが私の勝手だろう?」 暴走する正義 「防衛長官として命令する。ただちにC70装備の自爆部隊を編成し、敵本隊へ突撃させよ」 「突撃隊が逃げてきたぞ。督戦隊射撃用意」 絶望と希望の果て 彼等の行きつく先は―― 魔法少女リリカルなのはStrikerS――legend of EDF―― 「今の我々の中で、あれを堕とせるのは貴方だけです。隊長、御武運を」 ――轟け 未来への咆哮―― 単発総合目次へ その他系目次へ TOPページへ